不動産会社と業界:売却募集おとり広告の対処法(14.06.07)

売却の依頼を受けているお客様より、今朝、こんな連絡がございました。

「・・という不動産会社より、購入条件が販売されている物件とピッタリのお客様がいるので、ぜひうちに依頼して欲しい、というDMが入っていた。」

弊社は、売主の利益や不動産流通の仕組み変革への思いなどから、売却の依頼は一般媒介を採用しています。(一般媒介とは複数の業者へ同時に依頼できる、逆に、専任媒介は1社のみにしか依頼できない)

なお、一般媒介だからといって、必ず複数の会社へ依頼しなければならないものではなく、弊社へ依頼される方のうち8割くらいの方は、一般媒介だが他社へ依頼していません。

不動産の売却依頼を受けた場合、レインズ・アットホームなどを通じ、業者間へも情報公開を行います。

業者は、そこに一般媒介と記載されているのを見て、一般媒介だから、甘い言葉をささやけば、うちでも依頼を受けられるかもしれない、と考え、先のようなDMを送るわけです。

このような営業をするのは大手が多いのですが、この話のオチは、届いたDMの送り元が、弊社へ依頼する前、長く依頼していた会社(営業所は別)からであったこと。

今まで依頼していた担当者は、すべての営業所に情報を伝え、すべての営業担当が認識して積極的に紹介していますと聞いていた、ので、だったら、その時に取り組んでくれればいいのに、と、やぶへびになってしまった。

「・・(ストーリー)・・で、このマンション限定で探している人がいます」、「・・(ストーリー)・・で、この近くで不動産を探しています」、このようにイメージしやすいことが書かれたチラシが投函されていたことはありませんか?

弊社は一目で不動産屋とわかるような店ですが、それにも関わらず、その目の前にあるポストに入っていたことがあります。

売却を考えている人なら、もしかしたら、すごいいい条件で買ってくれる人かもと夢を膨らませ、期待をもって連絡してみたりするかもしれません。

100%ウソとは言いませんが、大半は、他の物件を買っちゃったんですよ、また新しくお客様を探しますので、とりあえず、売却の依頼を、という回答になります。

物件情報の場合、実際に売り出されていない物件を告知すること(おとり広告)は禁止され、特に、都内の賃貸業者で広く横行していることから取り締まりも厳しくなっています。

売却物件募集の広告に探している人の個人情報を載せることはできませんから、抽象的な文言となり、募集広告のようなおとり広告は取り締まりようがありません。ほんとにいたのかと聞いても個人情報だからと教えてくれないことでしょう。

その会社に依頼することまでは否定するものではございません。ポイントは、その会社だけでなく他の会社からも話を聞く、一般媒介で保険をかけておく、ということです。

予断ですが、今日は特徴的な話が多い日です(まだ午後2時過ぎですが)。

夫が勝手に売却を依頼しているが、私(妻)は聞いていない、どうしたらいいのか、という相談(売却依頼先の会社を教えました)や、売却代金の一部を内緒で受け取れるか(おいおい)、など。



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