不動産会社と業界:売主業者の横暴(06.09.06)

先日、提携しているハウスメーカーさんの担当者から、 こんなことがあったんだけど、どうなの?許されるの? どうすればいいの?と相談がありました。

ある土地の紹介から交渉に至るまでの経緯について、 購入希望者(仮にAさん)とハウスメーカー担当者(Bさん)と 売主の不動産業者(C社)のやり取りは以下の通りです。

1.Aさんが、土地の資料を持って、土地の現地を見に行った。
2.現地にC社の担当Dさんと同Eさん(見習い)がいた。
3.Aさんは、担当Dさんから説明を受け、改めて資料を受領した。
4.ハウスメーカー担当Bさんに相談
5.Bさんは、C社へ連絡、Dさん不在で、Eさん在社
6.Eさん「まだ販売中です」と。
7.AさんはBさんと打ち合わせ、この土地を購入を判断
8.AさんはC社へ連絡、Dさん不在で、Eさん在社
9.Eさんへ、この土地の購入希望を伝える。
10.Eさん「担当者へ伝えておきます」と。
(翌日)
11.BさんがC社へ、この土地について問い合わせ。
12.担当Dさんより、この土地は前々から話が入っており商談中とのこと
13.Bさんはびっくりし、Aさんへその旨を連絡
14.Aさんもびっくりし、C社へ「販売中」と言ったじゃないかと抗議
15.Cさん「前々から話があり商談中」と伝えたとのこと。
16.納得行かないAさんは、C社を訪問
17.C社「そこまで買いたいなら、価格を1割上げてくれたら、前のお客さんを断り、あなたに売りますよ」と。

この先、Aさんが、購入するのか断ったのかは、結果報告が来ていないので分かりません。

みなさんは、この流れを聞いて、どう思われましたか?

私には、この不動産業者の真意が分かりません。 商談中で販売できない土地を紹介するメリットがあるとは思えないからです。

この土地が販売中であったのか、商談中で紹介できない土地であったのかは、 売主業者のみが知る話で、部外者の私には分かりません。 説明したかどうかは言った言わないですが、資料まで渡されているので、 Aさんが販売中と理解するのは当然です。

Aさんは、販売中である土地を検討し購入を決断してから、 あれは販売していませんよと言われたら、怒るのも無理もありません。

さらに、売主の不動産業者は、価格を上げてくれるなら、 前を断り、あなたに売りますよという姿勢。これもひどい話ですよね。 Aさんに対してもそうですが、前から話(契約しているとも)をしている方にもひどい。

土地を所有している力を、道義も筋もなく、ただ利益のために振りかざす この業者の意識はどうなっているのでしょう。 この会社は、きれいな自社ビルも持ち、一部の店舗はフランチャイズに加盟して、 外からの見た目はクリーンなイメージの会社です。

イメージと実体は、反比例していることが多いのは、不動産業界に限らず、 どの業界でもあることだと思います。イメージには騙されないように気をつけて下さいね。

こんなことがまかり通り、これが滅多にない例外ではなく、よくあるのでは、 この不動産業界は良くなりませんよね。不動産市場の制度にも問題あるのですが、 行政も知らないのか、知っていて見逃しているのか。

この業界で働いていると、こういうケースを当事者になったり、 話に聞いたりすることが非常に多くあります。 その度に、悲しくて嫌になってしまいます。



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