建築・建物・住宅:空き家が火事になったら責任は生じる?(15.12.27)

解体するまでの間、古家になにかあったらどうなるのだろうか。

先日、取引が完了した土地にある古い建物を思い出し、年末年始の間になにかあったらどうなるのだろうか、と思っていたところ、タイミングよくサイトに記事が掲載されました。

掲載記事:増えている空き家の火災 「所有者の罪」はどれほど問われるのか?(ダイヤモンド・オンライン)

記事の概要は、空き家を起因とした火事があった場合、所有者に重過失があった場合は、被害に遭われた方からの賠償責任を負わなければならないというもの。

企業・公共団体と一般個人では違うかもしれませんが、3年前にトンネルの崩落事故で死者を出した責任を問われた高速道路会社。責任が問われた根拠は、崩落が起きる可能性が予見されていたにも関わらず、有効な措置を取らなかった「怠慢」。

これと同様に、火災等の被害にあうことが予見されることが容易であるにも関わらず、そのまま空き家の放置し、管理不十分の状態で火災等が起こり、周辺に被害を出してしまった場合、賠償責任に問われるかもしれない。

1日たりとも空き家状態にしない、というのは非現実的であり、また、火災等の被害を出さないように対策を取っていれば、失火法などにより責任は免れるかもしれませんが、それでも、加害者側になってしまうことは、人生を狂わす恐れもあります。

空き家で起きる火事は放火が一番多いと思われます。道路に近接し、かつ、他の管理者や居住者もいないため、戸建ての空き家は狙われやすくなります。

「空き家対策特別措置法」が施行されて、空き家の修繕や解体が進みやすくはなりましたが、それでも、まだまだ多くの空き家はあります。

建物の利用が厳しい状態、建物の流通価値がない場合、固定資産税等の軽減はあるかもしれませんが、早めに解体をしておくことも一考してみてはいかがでしょうか。


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