建築・建物・住宅:自分にピッタリの住戸はどれ?(15.04.11)

マンション買うならどの住戸がいいですか。私は角部屋や最上階は好まず(積極的に外したい)、南向きにも拘らず、高層階でなくても見晴らしがよい西向き中住戸を選択したい。

同じマンションでも、住戸によって、広さや間取りが違います。さらに、同じ広さや間取りであっても、方位や位置、階数によって住戸の特性も異なり、生活との相性も変わります。

市場で一番人気が高い(価格が高い)のは、最上階、かつ、東南角部屋です。土地でも東南角地が一番高評価(高価格)ですが、朝日を大事にする日本の文化、さらに、お天道様の日差しを一番受けることができる南向きを兼ね備えているためです。

農耕が中心の時代(江戸期まで)は、陽が出ている時間が貴重で朝日を大事にすることが働き者となり福(稼ぎ)を呼ぶということで大事にされてきましたが、夜型の社会・生活が中心の現代では、日中の日差しを有効活用できる西向きも評価されつつあります。

さらに、眺望を気にする人は順光となる北向き、夕陽に哀愁を感じるのが好きな人や千葉県の場合は富士山や都心・スカイツリーが望める西向き、と、感性によっても方位の相性が変わります。

北向き、西向きは割安ということで、共働き世帯にとっては日中の日差しよりも、同じ立地(利便性)で予算を抑えることができると判断する場合や、(都心限定で)新築マンションからの値上がり期待で北向きをあえて狙う人もいる。

もちろん、人気が落ちる(価格も安い)というからにはデメリットもあり、夏は西日で暑い(西向き)、冬は日差しで部屋が温まらず寒い(北向き)、さらに、売るときも安い。

角部屋は、方位や窓の配置などにもよるが、断熱性能が劣る※、風切音がうるさい、家具や家電製品の配置がしづらい、所在する階によってはプライバシー性が劣る、などのデメリットがあるかもしれない。※同じマンションの中住戸と比べた場合であり戸建てよりは建物構造上よいことが多い。

方位と同じく、住戸の所在階によっても、メリット・デメリットはあり、価格にも反映されます。戸建てと比べて明らかにマンションの特性である眺望や開放感から、上層にいけばいくほど価格は高くなります。

1階は専用庭・専用駐車場付だったり、エレベーター・階段利用なしなどから独自の人気があり、同じマンションでもっとも安くなるのは2階です。また、団地形式でエレベーターなしの場合、上に行けばいくほど安くなることもあります。

上層階にも高価格であること以外にもデメリットがあり、部屋までたどり着くのがエレベーター頼りで震災などの災害時や停電時に苦労したり、通勤ラッシュ時に時間を要したり、ひきごもりがちとなり運動不足になることも。

近年は性能が向上したとはいえ、最上階は同じマンションの他住戸と比べれば断熱性能が劣る。上階住戸からの騒音に悩まされることはないとわいえ、横住戸や外部騒音から確実に逃げられるとは限らない。

この他にも、メゾネットタイプや変形間取り、千葉では少ないですが地下住戸(表示上)、など、マンションごとに住戸の特性も異なります。

マンションを購入するときは、どうせならと価格が高くなってもより良い条件にしがちですが、そこまでの優位性が必要なのか、ごく標準的な住戸でも十分ではないのか、よくご検討してご判断してください。

また、新築・中古などの築年数、共用施設(特にコミュニティ系)、設備など、どこまで必要なのか、有益なのか、費用対効果があるのかも、お考えいただくとより一層よいと思います。


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