建築・建物・住宅:建築工事費の上昇(07.01.28)

またまた多忙になってしまい、コラム更新に穴を空けてしまいました。 このコラムの更新を待ちに待っているという奇特な人はそうはいないでしょうが、 更新が遅れてしまいましたことをお詫びします。

昨日の日本経済新聞夕刊の一面に“建築工事単価軒並み上昇” という大見出しの記事が掲載されました。

記事の概要

・建設会社が専門業者(いわゆる下請け)に発注する価格が1~4割上昇

・熟練工が減り、工事量が増えた結果、人手不足感が強まっているため

・この傾向は当面続きそうである

引用元:日本経済新聞

昨年までの工事費上昇は、原油を始めとした材料高が原因となっておりましたが、 とうとう人件費高も出てきました。

材料高は世界経済の情勢、人件費高は日本経済の情勢が左右されます。 材料高は長期間(半永久?)で続きそうです。 でも、好景気による人件費高は、現在の不動産市場の状況が続く限りですから、 あと数年もすれば、また、受注減→仕事確保→人件費低下ということになりそうです。

いや、この好景気はとうぶん続くよという読みの方は、違う予測を立てるのでしょうが、 私個人は、そう長くは続かないと思います。

人口減、税制、金利などの推測から、不動産市場の横ばい・低迷を予測するのですが、 好立地の不動産だけはある程度維持されるのではとも思います。

逆に厳しいのは、立地面(利便性、環境)にネックがある不動産で、 これは、郊外の住宅地に住む団塊世帯が好立地の場所へ今の自宅を売って 住み替える人がある程度いるのではないかという推測から思うところです。

好立地の不動産へは、もともとの需要に加え、団塊世帯が入ってくるので “買い”もある程度の水準がある。しかし、団塊世帯が暮らしていた郊外では “売り”がかなり出て、それを“買い”に走る現役世帯の減少もあって、厳しい市況になる。

利便性の追求とは別に、老後をのんびりという環境志向タイプの住み替えもあるから、 郊外でも需要があるかもしれない。この場合、敷地の広さ(庭か近くに家庭菜園など)も 求められるので、郊外の中途半端なものよりは、かえって奥に入ったゆとりのある 一戸建てなどがいいかもしれませんね。

生活で車の利用が多くなる、介護の車が出入りするなどから、道路事情が大切にもなります。

先日、ディサービスかなにかのお迎えの車が家の前に停まっているところにぶつかりました。 とくだん急いでいたわけではないので、作業が終わるまでゆっくり待っていましたが、 作業をしている人や家の人は、待たせているということで焦ったりして精神的によくないですよね。

こういう時、道幅にゆとりがあって、車を泊めておいても、横を車が通れるくらいの余裕があれば、 ゆっくりできて、精神的にも余裕がでます。

バリアフリーなど、介護のことは家の中のことを中心に考えがちですが、 家の外のこともよく考えてみて下さい。

建築工事費から不動産市況、今後の動向など、ずいぶん話がそれてしまい、申し訳ございません。


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