家計・税金・保険:現役世代も高齢者世代も格差拡大(15.09.23)

弱者ほど貧しくなるのがアベノミクス。「下流老人」「老後破産」「貧困老人」などが流行語となった今日、弱者・高齢者に厳しいことがアベノミクスの代名詞となってきた。

先日、安倍総理が、祖父の岸信介元総理、父の安倍晋太郎元外務大臣の墓参りをしたというニュースを見て、あまりにも立派(巨大)なお墓に、これでは一般庶民の生活は分からないのだろうなと納得しました。

それは、まるで、江戸時代、中世のような、お大名、貴族と庶民との格差を見ているようです。

安倍総理は、「親父とそして祖父の墓前に、国民の命と平和な暮らしを守るための法的基盤が整備されたこと(を報告し)、強い経済をつくっていくことに全力を挙げていくということを誓いました」とコメントしていましたが、空しいものを感じました。

今日は秋のお彼岸の中日、先日は敬老の日ということで、老後のことを報じている内容が目につきましたが、どれも、ネガティブな方向のもので、アベノミクスをより顕著に表していた。

報じられていました内容を要約すると次のようなものです。

・遺品整理は故人が使っていた家財道具一式を片付けること。それとは別に「特殊清掃」というものがあります。特殊清掃とは、自殺、殺人、孤独死などでご遺体の発見が遅れた部屋の清掃です。不動産取引の場合、特殊清掃のような状況になった場合、「告知物件」という扱いでの売却になることが多くあります。

・高齢者を狙い撃ちする「オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」。社会問題としてクローズアップされる反面、被害者に対する世間の目は厳しいのが現実。

・定年後も中流意識を持っている人は多く、意識と実態のギャップから貧困化に陥るケースが増えている。

・老朽化した持ち家であっても資産と見なされるため、貧困に陥ったとしても、生活保護の申請が認められない事例が増えている。地方や郊外ではクルマが生活の必需品だが、これも「贅沢」と見なされるため、持ち家と同様に生活保護の申請が認められない。さらに、葬式用や緊急用の預貯金があっても同様になる。

・認知、介護などの身体的な問題、老後資金、年金、医療費などの金銭的な問題などから、高齢者も現役世代も経済的、身体的、精神的に追い詰められてきており、さらに、社会全体の閉そく感、犯罪やトラブル、争いの増加など、日本全体が暗くなっている。

以上、取りまとめてみました。

このような内容を見ている一方で、週末(今回のシルバーウィークも)の度に高速道路は行楽渋滞を起こし、飲食店では行列ができて大繁盛している状況を見ると、どっちがホントの姿なのか分からなくなるのも事実です。

不動産業界でも、毎月のように海外へバカンスに行く人もいれば、成績が上がらず休みなしで働く人もいる。どちらが実態を反映しているのか。どの世界でも格差が拡がってきているということか。



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