不動産,住宅購入に関わる費用:現金での不動産購入(12.06.07)

高額な金額になるため、一生に何度もない買い物となる住宅・不動産。一般的には、自己資金に住宅ローンを加えて購入する方がほとんどだが、たまに、現金一括(キャッシュ)で購入される方に遭遇する。

弊社で多いパターンは、低額帯の中古物件を現金で購入するケースと、土地は現金で購入して、建物のみ住宅ローンを組むケースなど。※都心などでは別次元の富裕層がいると思われます。

低額の中古住宅、土地のみといっても、1,000~2,000万円にはなる現金をどこから用意するのか。コツコツ貯金した、親からの援助、自宅を売却した資金に大別される。

貯金した方の場合、購入前は社宅などで住居費が少ない、共働きで奥様の収入を全額貯金した、など。年収うん千万という高所得者ではなく、ごく普通のサラリーマンであることが多い。

親からの援助の場合、単純に子供のため、というケースも多いが、親が購入した土地に親子二世帯住宅を建てるという自身の住宅のためというケースもある。

購入する方の状況は、さまざまなケースがあるが、現金購入となるとどのようなメリットがあるのか。

まず、購入を申し込み段階では、現金購入であれば、売り主側との交渉で優位になる。売り主から見れば、ローンがどうなるのか(審査、手続き期間)不安を残すより、安心でき、期間も短くなるメリットが大きい。

これには、不動産業者の担当者にも有効で、担当者としても、ローン審査の不安もなく、手続きも大幅に楽になる現金購入のお客様を優先する傾向になる。

売り主、不動産業者側に対して優位に立てることから、価格、取引条件、仲介手数料など、希望条件の交渉で有利に働くこともある。ただし、売却を焦らず、少しでも高い方がいいという方もいれば、業者側も住宅ローン手続きの手間を惜しまない人もいる。

優位に立てるからといって、横柄な態度、横暴な交渉などをとると、やはり、そこは人間であるので、感情的になり、ご破算になってしまうこともある。現金購入であるからといっても、このあたり、上手にやってもらいたい。

また、価格以外の諸費用も、現金購入の場合は軽減できる。住宅ローンを借りる際の手数料、印紙税は不要、抵当権設定の登記費用も不要、書類を揃える手間や費用も軽減できる。

さらに、住宅ローンが組みづらいため、相場よりも安くなっている物件を購入することも可能。ただし、売却するときも安くなることに留意。建物は不適格だけど、土地は問題ない、という場合は狙い目。

このように、様々なメリットがある現金購入だが、注意点として、購入後の資産バランスが不動産に偏重してしまうことがある。現金を使い切ってしまい、なにかのときに不自由なるようではいけない。

現在は低金利下でもあり、住宅ローン減税もあるので、変動金利で、ある程度借りて、金利が上がってきたら返済するなどの手法もある。

住宅・不動産の購入だけを見て判断するのではなく、人生・生活全体を大きく長期的な視点に立って、判断することが大事です。



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