千葉ニュータウン分析(05.03.22)

週刊ダイヤモンド3/26号に、全国のニュータウン(NT)を
分析した記事が掲載されました。

案の定、千葉ニュータウンについては、分析の他に
特集の記事が組まれておりますので、ご紹介させて頂きます。

[他のNTとデータ比較分析]
・人口 79,253人
・人口からみた商業施設の割合が低い
 (NTエリア外の商業施設が含まれていないためと思われる)
・人口からみた医療施設の割合が低い
・人口からみた小中学校の割合が高い
・計画人口達成率が低い(まだまだこれから増える?)
その他(所得、住宅面積、年齢層、労働力など)は平均です。

[解説記事]
NT全体の特徴として「高機能で災害に強い街、広い道路と
緑の多さが独特の空気を生み出し、公共用地の割合が大きい」

しかし、この高度な計画性が成長の阻害要因にもなっていると
いう例として「千葉NT」が解説されています。

成田空港開港に合わせて成田新幹線や広域幹線道路(北千葉道路)が
エリア内を縦断する計画で、当初の計画人口は34万人が予定された。

ところが成田新幹線の計画が中止になり、高度成長から安定成長、
景気後退の影響を受け、計画人口を縮小(19万人)になり、
そのあおりを鉄道がもろに受けた。

千葉NTの唯一の鉄道である北総鉄道は、千葉NTから都心部、
羽田空港へと直行する路線であるが、日本一高い運賃としても有名。
この料金の高さは、利用者数の少なさが原因である。

また、商業施設(特にコンビニ)の少なさは、より高度な計画が
あだになっていると分析。コンビニが出店をするような道路沿いは、
街路樹や緑豊かな斜面として計画され、商業予定地も大きな区画に
なるため、進出が難しい側面がある。

[私見]
交通費の高さから千葉NTを敬遠する人も多いのも事実で、
北総鉄道の運賃の高さが人口増加にブレーキをかけているとも言えるが、
人口が増えないから高い運賃にせざるおえないという
北総鉄道側の言い分も理解できる。
人口からみた運行本数は全国トップレベルで、開設経緯なども考慮すると
国家事業の失敗を一運行業者の責任にするには荷が重過ぎると思われます。
今後、成田への延伸も計画されていることもあり、
成田空港と都心へのアクセスは国際問題(ちょっと大げさ)とも言えるほどで、
国として補助をしてでも適正化すべきだと思えるのですが。





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